こんなことで悩んでますよね?
私は元ギャンブル依存症でした。
主にパチンコ・スロットにハマってしまい、ギャンブル歴12年で720万円くらい負けました。
現在は克服し、貯金は300万円を超えました。
やめたくてもやめられない。これがギャンブル依存症の最大の悩みだと思います。
先に結論を言いますと、ギャンブル依存症を克服するには、下記が必要不可欠です。
自分自身の力でやめるには相当強い信念、強い気持ちが必要です。
僕は自分自身の力では克服出来なかったのですが、お金の管理を他の人に託すことで克服出来ました。
今回、僕がギャンブル依存症を克服するにあたり最も効果のあった『お金の管理を他の人に託す』ことについて、僕の実体験も踏まえて解説します。
①自分でお金の管理をしても、使ってしまっていた
自分自身の力でやめられればそれが一番の理想ですが、なかなか難しいのが現状です。
まず行うべきは、お金を自由に下ろせない状況にすることです。
当時、キャッシュカード・通帳は自分で管理をしていましたが、そうするといつでもお金を下ろせます。
僕はスロットで負けた時、負けた分を取り返すためにATMでお金を下ろし、スロットに突っ込んでいました。
下ろせるお金がなくなると、本来手をつけるべきではない定期預金にも手をつけていました。
僕は当時営業職だったので、平日銀行に行けてしまい、結局定期預金も下ろしていました。
結果、最低限の生活費を残し、給料の大半をギャンブルに突っ込んでしまっていました。
②奥さん、親にギャンブル依存症を打ち明けた
本当に、マジでギャンブルを辞めたいのであれば、奥さんや親にギャンブル依存症を打ち明けましょう。
そして、お金の管理を託しましょう。
そうすることにより、自分1人の力ではなく、家族の力も借りることが出来ます。
僕は4年前に、結婚式を挙げました。
その際、僕はギャンブル依存症でお金がないことを奥さんに隠しつつ、準備を進めていました。
結婚式代はざっくり400万円程かかります。
頭金は10万円程ですが、式の半年前に半分にあたる約200万円を支払わなければなりませんでした。
支払日まで3ヶ月程期間があったのですが、僕は馬鹿だったのでパチンコで増やそうと試みました。
200万円の支払日までにパチンコで金を作ろうと、行ける時はパチンコ屋に行きました。
結果、お金は作れるわけもなく、結婚式費用200万円の支払日1週間前に、ギャンブルで有り金を使ってしまい、貯金0であることを打ち明けました。。
奥さんはとても怒り、そして泣きました。
それぞれの両親に言いつける、そして親からお金を借りなさいと言われました。
離婚の話も出ました。
将来のことを考えずにギャンブルで浪費していたツケが、ここで回ってきました。
話し合いの結果、200万円は奥さんに立て替えてもらい、僕の通帳・キャッシュカードは没収、お金の管理は完全に奥さんがすることとなりました。
僕は生活するのに最低限のお小遣いを渡してもらえるのみとなりました。
誓約書も書き、ギャンブルをしないこと・借金をしないことを誓約しました。
僕は打ち明けざるを得ない状況であったということもありましたが、このようにギャンブル依存症であることを打ち明け、話し合いをし、キャッシュカード・通帳の管理を奥さんに託すことにより、自分でお金を下ろせない環境が出来上がりました。
③奥さん、親にお金の管理を託した
お金の管理を奥さんや親に託すことにより、自分でお金を下ろせなくなり、したがってお小遣いも自分の管理ではなくなります。
やはりそこは罰として、本当に生活に最低限のお小遣いしか与えてもらえませんでした。
お金を自由に下ろせず、最低限のお小遣いしかもらえない。
→お金の自由がなくなる。
これが、ギャンブル依存症を克服するために1番効果的です。
ギャンブル依存症の大半の方は自分で自由に下せるお金があるがために、ブレーキをかけることが出来ずお金を突っ込んでしまうのです。
私が奥さんに財布を握ってもらってからの生活について、少しお話しますね。
お小遣いは、車のガソリン代・携帯代別で月2万円でした。
最初の1ヶ月目は、かなり苦労しました。
お昼は完全に弁当、弁当がない日も1日300円~500円以内でお昼を済ませなければならない。
飲み会や友達との遊びは1回で3000円~5000円使ってしまうので、極力参加しないか参加しても極力使わないようにしていました。
お菓子やファストフード(マックやファミチキ)を食べるのも好きでしたが、それも控えました。
また私は完全週休2日制の会社で、日曜日は奥さんも休みで一緒にいるため良いのですが、土曜日は奥さんが隔週で仕事のため、一人の時間がありました。
そうなると、猛烈にパチンコ・スロットを打ちたくなります。
正直、1パチや5スロで少し遊びましたが、結局2~3千円負けるので次第に行かなくなりました。
この暇な時間をどう過ごすか。
依存症当時は1番にパチンコ・パチスロがしたくなりましたが、ここは我慢するしかありませんでした。
とにかく他のことで暇をつぶしていました。
暇つぶしは読書、料理、筋トレ、サウナなどです。あまりお金のかからないことで楽しんでました。
そのような生活を半年程過ごしていると、不思議なことに少ないお小遣いでの生活に慣れ、パチンコ・スロットに行かなくても平気になりました。
パチンコ・スロットの実機を購入して家で遊ぶのもありですね。
一度購入してしまえば、パチンコ店に行き大金を失うことがなくなりますよ。
④まとめ
まとめると、ギャンブル依存症克服に1番効果的なことは、下記の通りです。
✅奥さんや両親にギャンブル依存症であることを打ち明ける
✅奥さんや両親にお金の管理をしてもらう
✅使えるお金が限られた生活をし、その生活に慣れる
打ち明けるのは恥ずかしく、とても勇気のいることだと思います。
でも、思い切って打ち明けましょう。
行動・継続すればギャンブル依存症は必ず克服出来ます。
僕が出来たので、あなたにも出来ますよ。
コメント